画像編集ガイド for Airplane spotters - Photo Editing Guide -

エアライナーズネットのEditing Guideを参考に作成した、航空機写真向けの編集ガイドです。
 画像編集で一番メジャーなソフトであるフォトショップを使って画像編集をはじめます。わたしはCS2を使用しておりますが、他のバージョンや他のメーカーのソフトにも同様の機能があると思います。
今回はこの画像を使用して作業を進めます。

オリジナルJpeg画像、4288*2848 4.90MB

編集を始める前にオリジナル画像をもう一度チェックします。

Step1.オリジナルのシャープさ。
オリジナルを100%に拡大しボケ・ブレを隅々までチェックします。飛行機全体にピントが合っているか、ブレていないか確認します。


Step2.露出。
正しい露出で撮影されているかをヒストグラムでチェックします。フォトショップの場合上部に有るメニューから「イメージ→色調補正→レベル補正」を選択します。
  
左グラフの左端がピュアブラック、右端がピュアホワイトです。上記のように左端から右端まで山が有れば適正露出です。もし右のようなグラフになっていたらプレビューを確認しながら、左の黒三角を右へ、右の左三角を左へスライドさせて適切なコントラストを得ます。

Step3.水平と垂直。
航空機を撮影する上で水平を見失うことは多くあります。作例も大きく傾いています。建物や街灯、樹木を参考に水平を出します。それらの物がない場合滑走路や誘導路を参考にすることも出来ます。しかし通常これらのものは必ずしも垂直・平行ではなく最終的にはフィーリングも大切です。また、広角レンズなどを使用する場合フレーム両端の垂直線は大きくゆがんでいるので、センターで判断する必要があります。

・先ず画像全体を選択します(Ctrl+A)。
・水平・垂直を確認しやすいようにグリッドを表示しておくと良いでしょう(Ctrl+@)。
 ※環境設定で使いやすい線幅・線色にセットしておくと作業が進めやすいでしょう)。
・次に自由変形(Ctrl+T)で画像の端をつかんで画像を回転させて水平を出します。
 ※作例では滑走路は若干傾斜しているので、手前の誘導路で水平を出してあります。


Step3.切り抜き。
さて、水平を出すことができましたが、四隅に空白が出来てしまいました。画像を切り抜いてこれらの空白を処理します。同時に余分な空間やセンターにも留意して作業します。
このときオリジナルの縦横比を損なわないように注意します。切り抜きツールを選択すると上部にオプションウインドウが現れ、そこへ数値を入力することで縦横比を維持できます(通常3:2、万全を期すために私は4288*2848としています)。


Step4.リサイズ。
ネット上で公開する為にはそのままでは画像サイズが大きすぎますのでリサイズします。上部に有るメニューから「イメージ→画像解像度」を選択します。解像度を72pixel/inchに設定縦横比を固定にチェックを入れ、縦または横の値を指定します。当HPの場合横幅を1000pixelに指定(メーカにより異なりますが、ニコンの場合縦は664pixselになります)しています。


Step5.シャープ。
次に若干のシャープを掛けます。フォトショップの「自動選択ツール」を使用して、空全体を選択します。。魔法の杖のような形をしているものです。許容値は5〜15位が良いようです。空全体が選択できるまでshiftキーを押しながら作業を繰り返し、下のような状態にします。


空全体が選択できたら、「選択範囲を反転(Shift+Ctrl+I)」して空以外の部分が選択された状態にします。上部に有るメニューから「フィルタ→シャープ→アンシャープマスク」を選択します。一般に「量200%、半径0.2Pixel、しきい値0レベル」とすることが多いです。

Step6.掃除。
デジタル一眼レフ特有の悩みがダストスポット。これを除去します。 ダストスポットの除去には「コピースタンプツール」か「スポット修復ブラシツール」を使用してください。上部に有るメニューから「イメージ→色調補正→平均化(イコライズ)」を選択します。
ダストスポットが浮いてきた所へ「スポット修復ツール」をサイズを合わせてもって行きます。「Ctrl+Z」て平均化をキャンセルしてダストスポットを消去します。


Step7.保存。
さて、無事編集が済みましたので保存しましょう。上部に有るメニューから「ファイル→別名で保存」を選択します。保存場所を指定し、ファイル形式をJpegにして「保存をクリック」、Jpegの圧縮率を求められますので、最高(低圧縮率)”12”を選択しましょう。作例では、最終的に464KBとなりました。

Step8.完成。
さあ、完成しました。いかがでしたか? 基本的なことしか書きませんでしたが、ネット上には多くの参考になるサイトがありますし、多くの書籍も発売されています。興味を持ったら色々調べてみてください。そして、良い写真が出来たらエアライナーズネットや当HPに投稿して多くの人に公開してみましょう。